« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006.06.27

Base is my Life

土曜日の角松さんの25thライブについては、さらっと流してしまいましたが、25thライブの青木さんに関することを(長文ご容赦)。

すでに、多くのBlogや掲示板で皆さんから感想が述べられていますが、6月24日18時30分ほぼ定刻に始まったライブは、映像からスタートしました。
丁度リベンジの横浜アリーナの時のように。

音楽ライターの金澤さんがすでに述べられていましたが、楽屋から乗り込む姿が茶目っ気たっぷりで、笑いをとり、どうなるかと思わせたステージにリラックスムードを醸し出していました。

1曲目は「Realize」でした
この曲が流れた瞬間、オフィシャルサイトのBBSで「横アリ1曲目何の曲」といったツリーがありましたが、「Realize」を予想できなかった自分は、まだまだ聴き方の甘さを痛感しました。昔より歌詞をきちんと会得していないと。
某巨大掲示板に書き込んでしまいましたが、「Realize」のタイトルそして歌詞の内容自身はまさに今回の青木さんにかかること。
ずーっと「Realize」は女性に対しての曲だと思っていたが、度肝を抜かれました。

一番身近な隣人に捧げる曲です。

その意義のショックで1曲目から涙腺ゆるみっぱなし。
解凍後に聴いた時は、元気になる応援歌的ソングだと思っていたのですが、そんなやわなものではなかった。8年経ってようやく気づきました。

凍結前は内省的な曲が多かった角松さんの曲も、解凍後は血肉のような曲が少なくなり、広く愛を歌った曲が多かったと思いますが、解凍直後の曲に今回の暗示があったかと思うといてもたってもいられませんでした。

今回のライブで青木さんに捧げられた曲はたくさんあったことと思います。
それは、決して青木さんがPlayしていたかどうかは関係ないと思います。もちろん、名演を聴くことがたくさんあったことには違いありません。

言葉で語ったらいくら言い尽くしてもきりがない。だから、あの場では、歌・残りのメンバーが奏でるステージ・これまでのPlayで青木さんへの追悼を示したのだと思います。
ちょうど、あるがままにツアーの時、MC一切なかったときの角松さんのステージを思い出しました。角松さんであれば十分あり得るスタンスだったと思います。
あのツアーの構成も、何が起きたのか!?と思わせる構成でしたが、武道館でその内容は明らかになりました。語らなくてもその場で示される表現、雰囲気で感じ合う。無言というのはそれだけメッセージ性の高いものだと思いました。

不覚にもLady in the NightのVideoが流れていたときは途中寝てしまいました。あまりに長いのでおかしいと気づいたときは時既に遅し。曲の終わりに近づき、ミュージシャン紹介で青木さんが呼ばれたときには!!ハッとして、最後にテロップが。。。。
Foreverの文字に時間がとまりました。

たとえ、ハードディスクからの音だったとしても、こうした大きなホールで聴けるのはこの時が最後だろうと考えても、今回の演出は最適解だったと思います。僕は気づきませんでしたが、きっちりベースアンプは鳴っていたようです。

終盤に向かい最後のメンバー紹介のときは、これが最後だと思い、思いっきり「青木さーん!!」
と叫びました。

翌日、家に帰り、Vogue's Barに青木さんがゲスト出演したときの放送を聴いてみましたが、角松バンドへの加入当初の話やチョッパービンビンになっていったときの話など改め興味深い内容でした。自分は彼らの演じる音楽がほんと好きだったのだと回想してしまいました。

身内以外の不幸の中では最も喪失感が強かった今回のできごとでした。

すでに心している熱心なファンの方はいらっしゃると思いますが。
御大だった場合、自分はどれほどの喪失感があるのか。。。
と思いましたが想像したくない。しかし現実になれば受け止めるしかない。
やはり、毎日が未来だと思い、しっかり生きていくことしかできないと改めて思うのでした。

青木さん安らかにお眠りください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.26

TOSHIKI KADOMATSU 25th Anniversary Concert

昨日また記録に残す価値のあるライブが行われました。
25th
ライブで初めて聴いた曲やよかった曲もあげていたらきりがありません。
といいつつ、くどい長文になりますが、自分のメモとして、今回のライブの意義について思ったことをつらつらと書き留めておきます。

3年半ぶりの横浜アリーナ。これで3度目になります。

あの台風の20周年ライブから5年も経ったと思うとはやいものです。
そう、僕も角松さんの音楽を聴き始めて丁度半生。18年になってしまいます。

それにしても1アーティストのライブでここまで長いのも日本記録ではないのだろうか。
と思わせるほどロングランでした。
まだツアーグッズを買っている人がいるような状態にもかかわらず、18時30分に始まり終わったのは0時30分前!!
途中20分休憩があったとしても実に5時間半!!
すでにセットリストがネット上にアップされておりますが、45曲近くです。

しかし、長く感じなかったのは僕だけではないことでしょう。
構成は解凍後の8年間を振り返るかたちで、アルバム毎にVideo映像が流れ、角松さんのMCが入る構成だったので、長く感じなかったのか。丁度、昨年末に韓国でみたシン・スンフンのカウントダウンライブとダブりました。よい演出だったと思います。

解凍後の曲ばかりなので、凍結前の曲は、past and thenの飴色の街、Cant' You See, Lady in the Nightを除けば、Take You to the Sky HighとNo End Summerのみという徹底ぶり。
事前に予告されていたことではありますが、事前情報がないかたは、面をくらったかもしれません。
しかし、ライブ後の翌日、今日帰りの電車でツアーパンフの前田祥文さんのライナーを読むと、昨日のライブのヒントが隠されており、この文章を読んでいたら、見方が変わる人もいるのではないかと思いました。自分はあらかじめ知っておかなくてよかったかもしれません。自分が感じていたことを前田さんは書き留められていましたから。
それは、今回のライブが

「前を見続けている、変わり続けている角松敏生を表現したライブ」

であったということです。終盤戦のVIDEOによるMCでも、前を見ていく!と本人が語っておりました。

ここ数年来みられる角松さんに対して賛否両論があることに対し、改めて25周年のイベントで態度を示したかったのでしょう。20周年の時あるいはリベンジのときはまさに凍結前のオンパレードで昔ながらのファンを楽しませていたのですが、あれはあれでけじめであり、今回は違うスタンスを見せたかったのだと思います。

以前、凍結前には、武道館の凍結ライブのMCでは「変わらないものを探す旅に出る」と言ってましたが、その後の解凍ライブのコメントでは「あえて言うなら、変わらないものはないという事実が変わらない」と語っていたように、やはり、凍結前と解凍後では違うのだということをまざまざとみせつけられたと思います。

また、これまでの角松さんの言動について真摯に受け止めてこられてきた方は感じたと思いますが、一番印象に残ったMCが「ついてこれるやつだけ、ついてこい!!」という発言についてのMCでした。昔のコンサート会場のMCで発言したことについて、今回改めて解釈を加えて「みんなについてきてほしいんです」と言ってられたのだと思います。
しかも、直接ではなくVideoを使って間接的に演じたのは距離感をおく意味で正解だったと思います。角松さんもあの発言をずーと引きずってきたのかと思うと、ほんと、ファンのことを思っているのだとやさしさを感じました。

沖縄音楽祭的な場面もあり、聞き慣れない曲には退屈な方もいらしたのでしょうが、今の角松敏生の興味というのを表現しているのだから、自分は楽しんで聴いていました。

また、今回のMCの中でもう一つ気になった言葉がありました。
それは、

「好奇心で作っている」

という、変化を生み出していく原動力となる言葉でした。
好奇心がある限りは、常に新しいことにチャレンジしてどんどん幅が広く、普遍的なpopsを作っていけるのではないかと同感し、安心しました。
角松さんについていけなくなったらそれは自分が老いてしまった証なのだと思います。

ひとまず、一ヶ月ごのNewAlbum "Prayer" にますます期待がふくらむのでした。

最後に、あの晩、青木さんは間違いなく演奏されていました。
そして、普通にいつもいるように一緒に演じていた角松さんを初めバンドの面々にはプロ魂を感じました。なによりも一番つらいのは角松さんのはずとは周知の通りだと思いますが、コメントもなしだったことは正解だったことと思います。

あと5年後に全国の方とまた会うことを楽しみにしております。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.06.15

なんと、青木智仁さんが自分の結婚記念日に。。。

ベーシストの青木智仁さんが6月12日の49才の誕生日にお亡くなりになられました。急性心不全のためです。
6月12日は私の結婚記念日でもあり、ちょうど角松さんの25周年記念のニューアルバム Prayerのレコーディングが終わった日でした。

しかしながら、日曜日の晩から会社に泊まりで、知ったのは、今。
これから朝一の新幹線で現場というのに。。。もの凄く動揺してしまいます。

日、月と睡眠時間も2、3時間で昨日もタクシー帰り。
今朝はこれまでにないほど起きるのがつらく、この状態が2、3日続いたら死ぬとマジで思い、起きられなくて午前休をしたのは今日が初めてだったくらいつらい朝でした。自分にも身の危険がと考えていたと思ったら、こんなことが起きていたとは。。。。

実は今日会社に行く際、iPodの選曲は私が持っている角松さんの最も古いライブ放送だった、NHK-FMのスタジオライブでした。
来週の横浜アリーナにむけて、角松さんの音源を聞いておこうと思っていての選曲で、ちょうど20年前のFM放送でした。
これが、素晴らしくかっこ良くて、1曲目のAfter5Crashの青木さんのベースのビートがむちゃくちゃカッコいい!!と思って聞いていて、このころからマーカスばりのベースを弾いていたのだなーと思っていたのに。。。。

もう、あのベースが聞けないことになってしまうとは。。
ちょっと、信じられないです。
青木さんあっての角松さんであったのに。

明日の現場も、いままでの現場にはない危険な現場なので、一抹の不安がありますが、慎重に行きたいと思います。

心よりご冥福を祈ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »